2010-02-20 18:00
海外
別れさせ屋という商売。ドイツの場合

別れさせ屋という商売
BBC NEWSによると、ベルリンで「セパレート・エージェンシー」を営む50代のベルンド・ドレスラー氏はこう言う。「私は単なるメッセンジャー」
彼の仕事は恋人と別れを切り出す勇気がない人のために、代理で別れたい相手にメッセージを伝えること。玄関先で自己紹介をし、依頼人が別れたがっていることを伝える。所要時間はたった2分。感傷的になるのではなく、淡々と。
離婚大国ドイツ
元は保険会社に勤めていたドレスラー氏がこのビジネスを始めたのは3年前。アメリカでデートビジネスが好調であったのにヒントを得てはじめたのが、なぜか正反対の「別れさせ屋」であった。
ドイツは離婚率が57%という「離婚大国」で、今年離婚専門の弁護士や独身者のためのデートサイトの運営人などが集う「離婚フェア」なるイベントも開催されたそう。「離婚ビジネス」が活況なのだ。
気になる値段設定
依頼人は、電話で伝えるコースが約3700円、2度と連絡しないでという強い意志を伝えるコース約3700円、別れの手紙をドレスラー氏が代筆し相手に送付するコース約4900円、ドレスラー氏が直接相手宅を訪問し別れる意思を伝えるデラックスコース約8000円の、4つの値段設定に応じたサービスを選ぶことができる。
ドレスラー氏のもとに依頼にくる人は、主に18歳から35歳で、圧倒的に女性が多いそう。ドレスラー氏自身は「恋人も使い捨てみたいで無責任。自分なら他人に頼むなんてしませんよ」
外部リンク
BBC NEWS
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