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恋愛運がなかったり、とあれこれ理由づけして恋人がいないことを正当化しようとしてもやはり恋人がほしい――。そんなシングルの中でも、特にITに精通している向きには、「Flitter」が解決策となるかもしれない。

カナダのトロントでは第1回のFlitterパーティーが開催され、この最新の出会いイベントに全国から何百人ものシングルが集まったとのことです。 Flitterというのは、マイクロブログサイトのTwitterと「flirting」（いちゃつくの意）とを掛け合わせた新語です。



薄暗いパーティーの会場では、参加者たちが、それぞれiPhoneやBlackberryの画面を食い入るように見つめながら、親指でキーを押してはTwitterに投稿に熱中している人々ばかりでした。


このパーティーの参加者がTwitterでつぶやくときには、自分の番号を明らかにしてもいいし、匿名でメッセージや賛辞を送るだけでもいいと参加者の自由。受け手はそれに返答しても、興味があれば直接会うこともできるし、あるいは匿名の賛辞を読み流し、そのまま先に進むのでもかまわないとのこと。


ぶやきを送信する際に「Flitterme」という単語で終わらせるというのがFlitterパーティーのルールです。
このシングル向けイベントを開催したカナダのデーティングサービス会社Fastlifeの創設者でCEOのジャスティン・パーフィット氏は、まずオーストラリアでこのサービスを始めて、それをアメリカで展開したのがことの始まりです。


とかくITなど最新の情報ツールを使う人は非社交的と思われがちですが、ただでさえ人間同士の関係が希薄になりがちな現代社会で社交的な気持ちにさせるためには、BlackberryやiPhoneなどの機器を使って交流するための場が何か必要だとジャスティン・パーフィット氏は考えました。

このFlitterパーティーは、トロントのほか、バンクーバー、オタワ、モントリオールでも開催され、事前にインターネットで宣伝されていたのは言うまでもありません。