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2014-08-11 17:00

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田舎で出会いを作り出すファーマーズオンリーコム【アメリカ】

ファーマーズオンリー
農業関係に特化した出会い系サイト、ファーマーズオンリーコム
ケイリーン・ディーヴァさん(33)とマイケル・ゴメス(37)さんは田舎に住む農家や牧場従事者専用の出会い系サイト、ファーマーズオンリー(Farmersonly.com)の存在無しには出会うことも、11月に挙式することにもならなかった。

田舎には出会いを求める人が多数存在
ファーマーズオンリーは、アメリカやカナダを中心に200万人が利用する大手の出会い系サイト。サイトの所有者、ジェリー・ミラー氏がこのシステムをスタートさせたのは2005年。

ミラー氏は、同サイトを思いついた理由をこのように語っている。
「このサイトを立ち上げたのは、この種のサイトが必要だと把握していたという情熱。田舎で何百人もの寂しい思いを抱えている人々と話せば誰だって心を動かされるよ」(Merced Sun-Starより引用)

農家の人々は一般的にシャイ
ミラー氏によると、農家の人々は実にシャイな人々が多いが、ユーザーネームを使うことでより偽りのなく、少しずつ恋愛関係に入っていけると話す。

前出のゴメスさんは、酪農産業に従事している。友人の勧めでこのサイトの利用者になったが、登録当初はためらいもあったという。しかしたったの3日後にディーヴァさんと出会った。

一方、ディーヴァさんは、2つの仕事を掛け持ちするシングルマザーだった。バレル・レース(一定の場所に置いたたるを回ってくるタイム競走)の選手兼、カリフォルニアでブドウ、干し草、綿を育てる大農家の一員。

忙しい彼女にとって、外へ繰り出す余裕はないが出会いは求めていたという。彼女がゴメスさんと出会ったのは、ファーマーズオンリー登録から2週間。ディーヴァさんは、以前ファーマーズオンリー以外でも出会い系サイトを試したが、彼女のような田舎の環境に住んでいるとうまく行かなかったという。

ゴメスさんによると、相手をプロフィールで判断するのは難しいが直感みたいなものがあったと話す。2人はメールのやりとりを繰り返した後、直接会い意気投合し結婚に至った。

足りない要素をより充実させたサービスを
海外、特にイギリスやアメリカの婚活スタイルには、草取りをしながらお見合いをしたり、容姿に影響されずに声や話し方で異性との出会いを求めるデートサイトが存在したりと、ユニークかつニッチなサービスが多数存在する。

日本でも海外の様々なニッチスタイルを参考にして、満足度の足りない分野の婚活サービスやイベントなどにもっと役立てても良いのでは?


外部リンク

Merced Sun-Star
http://www.mercedsunstar.com
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