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2010-04-22 09:00

海外

女は今も“高級車”の男にあこがれる 英国

高級車
高級車よりエコカーがもてはやされる現代社会
かつて、高級車やスポーツカーは、ステータスの対象だった。男が高収入を得てイイ車に乗る、その助手席に座りたい!と、玉の輿志望の女性なら願っていたはず。

しかし今や、日本で売れている車といえば、「プリウス」をはじめとしたハイブリッド車や軽自動車、コンパクトカーなど。しかも、自治体や大手企業も率先してエコカーを使う時代だ。当時の栄光はもはや見る影もないのか。

・・・と思っていたら、自動車総合サイト「レスポンス」で興味深い記事を見つけた。「やっぱり『高級車に乗っている男はモテる』」というイギリスの調査結果だ。

【image】Jeff Glucker's photostream

異なる2台の車を見せて印象をリサーチ
記事によると、以下のような"仮説"をまず立てたという。

まず博士は「男性は最初に女性の容姿に惹かれ、女性は男性の社会的地位に惹かれることは、長年にわたる既成概念。しかし女性が自ら高い地位を獲得できる現代社会では、何らかの変化があるのではないか?」と仮定した。


男女平等が、地位でも収入でもイコールになりつつある今、もはや以前の常識は通用しないかも、とまず、考えているのがわかる。

実験では21-40歳の男女120人の被験者に、同一人物の異性モデルが、タイプの異なる2台の車に乗っている写真を見せ、彼らの印象を収集・分析した。

写真に使用された車は、1台が銀のベントレー・コンティネンタルで、もう1台は赤のフォード・フィエスタ。視覚的に価格差が明白であることと、「高い社会的地位の人物」と「一般市民」を象徴するのに適切だったことが、車種選定の理由という。


2台とも、誰が見てもとてもわかりやすい車。日本人的には、"高級車"のベンツやレクサスと、"コンパクトカー"のプリウスやスイフトなどを比べて見るのを想像してみて欲しい。

女性があこがれる男性像は変わらない!?
そして、気になるその結果は・・・

その結果、男性被験者は、女性モデルがどちらの車に乗っていても、関心度はさほど変わらなかった。いっぽう、女性被験者は、同じ男性モデルでもベントレーに座っているときのほうが「魅力的である」と答える比率が高かった。博士の仮定を覆したかたちだった。


結局、女性はいつの時代も、男性には「ステータス(社会的地位)重視」というのがはっきりわかる。

あくまで車での事例、しかもイギリスでの調査だった。

だが、日本の「婚活女子」も、内心、男はエコカーよりやっぱり高級車!ではないだろうか。燃費のいいエコカーは、経済的にもやさしいのは確か。だが、高級車やスポーツカーは、いい男をさらに際立たせてくれるはず。どちらが“白馬の王子様”にふさわしいか、それはもはや言うまでもないかもしれない。

【minastirith 執筆】

高級車
【image】Jeff Glucker's photostream

外部リンク

やっぱり「高級車に乗っている男はモテる」英調査 レスポンス自動車ニュース(Response.jp)
http://response.jp/article/2010/04/15/139228.html
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