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2013-03-28 12:30

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「ジェラシー人間」は仕事でも恋愛でも成功しない

金融日記
藤沢数希の語る恋愛と仕事を成功させるための最低の条件
『恋愛工学』の第一人者の藤沢数希さんのブログの「嫉妬心、百害あって一利なし」(am 金融日記より)の紹介だ。ここでは藤沢数希さんが、恋愛と仕事の成功の方法を語っている。

藤沢数希さんは、月に100万人のアクセスをもつビジネス術や政治学、恋愛テクニックを連ねた「金融日記」の運営者であり、または2011年にはブロゴスの経済部門において経済・金融賞の受賞歴のあるスゴい女性である。

上位を蹴落とすことで、自分がトップになろうとする人間
藤沢数希さんが第一の秘けつとして挙げたのは、恋愛道とキャリア道を共通して「嫉妬心を抱かない」ことである。人間社会は嫉妬心が渦巻いている。

恋愛世界では、もてる人ともてない人が出てくる。もてない人はもてる異性を蹴り落とすという法則があると言う。この法則は、小さなコミュニティーでフル回転する。

もてない人間はどうやったらもてるようになるのか? 10人の同性のライバル同士がいるとする。下位の9人の人間はどうやってトップになるのか? 

蹴落とし勝ちは通用するのか? だれがトップになれるのか?
チンパンジーのグループでは、強くてモテる上位のオスを、下位のもてないオスたちがチームになって打ちのめす。

猿からの進化のなす業で、人間社会でも、上位にいる人間をけり落とす、という無駄なアイデアが、西暦も2013年になるのにまだまだ通用する。

これは恋愛の世界だけの話しではない。会社の職場でも同じ条件で上位の蹴り落とし法則が回転している。

私たちの科学の世界は進化しつづけたが、嫉妬に関する精神年齢はまだまだゴリラと同じ段階にとどまり、進歩するということがない。

金融日記
今、嫉妬心の強い社会で、トクをするのはだれか?
さて、これを社会規模で見るとどうだろうか? なぜニュースの世界では社会のマイナス記事が人気を集めるのか? なぜ金持ちの人間が事業に失敗すると騒がれるのか? なぜ有名でリッチな美人の破局話しにみんながとびつくのか? 

これは、自分よりも優れた人間、モテる人間、ちやほやされる人間が格下げをされるとき、嫉妬の社会で形成された下位のおそまつな人間性を持つ者たちが手をたたいて喜んでいる、という構図になる。

これがマスメディアのもつ威力であるが、トクをするのはメディアであって、嫉妬心に踊らされる人間でもなければ、たたかれた側の人間でもない。

要するに、現在の大きなわくの社会では、嫉妬心からおこる闘争はもう通用しなくなってしまった。

謙虚な人が最後に勝つ! いい奴になって自分の価値を高める
藤沢数希さんの教えは、謙虚な人間であること、嫉妬心をなくすということだ。

相手を幸せにしたり、助けたりすることで、自分が優れた人間になるという。よけいな嫉妬心を燃やし、時間をそんなことに時間を費やすよりも、素晴らしい人間でありモテる人と仲良くなって、その秘けつを学んだ方が良いと言う。
たとえ最愛の恋人があなたを捨てて、他の人のところに行こうとしていたとしても「それであなたが幸せになるなら私は応援するわ」、「それで君が幸せになるなら僕はそれを応援するよ」と言えるぐらいの心意気を持ちましょう。
逆説的ですが、そう言う人からは誰も離れて行こうとしないのですけどね。
 (藤沢数希/「金融日記」より引用)

金融日記



外部リンク

am blog: 藤沢数希 / 金融日記
http://www.am-our.com/blog/70/2854/
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