2010-03-30 12:00
びっくり
離婚する確率30%!40年前の約4.5倍に!!

離婚件数は減少するも離婚確率は上昇
厚生労働省が25日に発表した統計によりますと、結婚後、離婚する確率が約30%にも上ることがわかりました。これは、最も離婚する確率が低かった40年前と比べると約4.5倍に増えています。離婚件数だけをみると、ピークだった平成14年から6年連続で減少傾向にあったにもかかわらず、確率だけが上昇しているということになります。これには結婚した人が減少していることも大きく関係しているようです。
若いほど離婚する確率が高い!
年齢別では、男性の場合20~24歳、女性の場合19歳以下の確率が最も高く、若い人ほど離婚する確率が高いことがわかります。また、おもしろいのは、離婚届けを提出するまでの別居期間は、年齢が高いほど長いという結果であり、結婚生活が長くなればなるほど、離婚に踏み切るまでに時間を要するということでしょう。
産経ニュースが伝えたところによると、立命館大学文学部の宇都宮博准教授は、この結果から
「家制度が強かった時代は『家』を絶やさないことに重きが置かれ、離婚に対する周囲の風当たりも強かった。しかし、現在は愛情による結びつきが強く、当事者の意志で離婚がしやすくなっている。共働き世帯が一般化しつつある中、社会が今後どのような支援を行うかも大切な課題だ」
と話しています。(引用元:「離婚する確率」30% 厚労省統計 40年前の4・5倍に)
外部リンク
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/
離婚に関する統計について
http://www1.mhlw.go.jp/toukei/rikon_8/rikon1.html
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