2010-03-03 08:00

行政

自治体が婚活を支援

婚活
少子化対策
少子化対策の一環として、「婚活」を支援する自治体や市民グループが増えているようです。イベント型や紹介型など内容は多岐に渡ります。しかし必ずしも予定通りにいくとは限らず、試行錯誤が続くそうです。
1年かけての企画
丹波市では本年度から結婚支援事業「恋の酒プロジェクト」を始めた。2月14日の会合には男性は市内在住、女性は県内各地、京都、大阪から、男女約25名が参加。
ゲームやチョコフォンデュ、木工作りなどの約3時間のプログラムの締めくくりに「告白タイム」。1組のカップルが誕生しました。
米作りから日本酒造りまで、1年間かけて触れ合う中で恋を実らせてもらう趣向で、田植えやキャンプ、稲刈りやもちつきも企画した。ところが、5回通しての参加者は少なく、入れ替わりが目立った。定員60人に達することもなかったそうです。
施設の貸し出しも
京都市では、門川大作市長が23日の市議会本会議で、市の施設を貸し出すなどして「婚活」を支援していく考えを明らかにしました。
門川市長は「結婚を望む若い世代に出会いの場を提供することは非常に有効」などと述べ、民間企業などが手が けている出会い作りのパーティーやイベントに、京都国際マンガミュージアム(同市中京区)などの市関連施設の貸し出しを検討する考えを示しました。
男はつらいぜ!
映画「男はつらいよ」のロケ地にもなった由布市湯布院町の湯平温泉では、3月14日に婚活イベントが開かれます。その名も「湯平の“男はつらいよ”マドンナ大集合」。温泉地の男性たちが独身女性(20~45歳)を募集しています。
女性客は大勢訪れるものの、出会いの場は少ないそうで、接客業のプロとしてはプライベートで声をかける機会はほとんどないそうです。湯平温泉観光協会の二宮謙児事務局長は「寅さんのように魅力的な男性が多いが、寅さんと同じように女性と縁遠いことが、地域の悩みの一つでした」とのこと。
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