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2010-03-01 23:00

海外

モテる女の遺伝子は家系図からわかる

行き遅れ
男を虜にする女性の家系図?
西オーストラリア大学の研究で、人の魅力は親から遺伝するのではないかという研究結果がでました。この魅力に関する遺伝情報は、免疫システムの遺伝子に組み込まれていて、両親から子供へと引き継がれるそうです。

DNA検査も一般に普及し始めた現代、家系図と遺伝子学は切り離せないようになってきました。家系図が一般的な趣味として浸透しており、最近一段とブームとなっているアメリカでは、家系図と遺伝子の情報を組み合わせて、個人の健康管理を行おうという取り組みも始まっています。

しかし、将来的には健康以上のことも家系図から読み取れるようになるかもしれません。


研究の詳細
大学の研究チームは、女性の外見や内面の魅力は、免疫システムの遺伝子による影響が大きいという結論を出しました。研究員は大学の学生150人のDNAを検査し、彼氏を持つ女性の遺伝子が、他と違う傾向を持つことを突き止めました。

しかし、この女性の免疫システムの遺伝子が、確実に異性関係における成功に関わっているかどうかまでは、まだ確信を持てないそうです。

また、この遺伝子の影響で、女性が異性への性欲を抑制できなくなるかどうか、あるいは相手の性欲を制御不能にできるかどうかもはっきりしていないそうです。

しかし、一部の女性が、一見素敵に見えるにも関わらず、パートナーに恵まれない不運に見舞われる状況を説明できるようになるかもしれないということです。結婚できない女性の「行き遅れ」現象も、もしかしたら遺伝子の影響という可能性もあるというわけです。

残念ながら、今回の研究は女性に限るもので、男性の異性関係とは関連がないそうです。


実験の方法
今回の被験者は、DNA検査と合わせて、自分の性生活に関するアンケートも受けていたそうです。今回研究対象となった免疫システムを中心に、それぞれの差異に着目し、DNAは丹念に調べられました。その後、アンケートと比較されたということです。

その結果から、免疫システムの遺伝子情報が変化に富んでいるほど、性的な関係を持つ相手の数が多い傾向にあったようです。まだ明確に結論を出す段階には至っていないため、研究チームは今後の研究に意欲を見せています。


外部リンク

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