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2009-12-18 20:00

その他

結婚するメリットってそもそもあるのでしょうか?

婚活
結婚をメリット、デメリットで勝たれるものなのでしょうか?

結婚の先にあるのはそもそも幸福かそれとも修羅場かという「あれか、これか」で語れるものなのでしょうか? 幸せを夢見て婚活に励む男女が最近では話題の中心のようになっています。しかし、一方では「結婚したいと思わないなら、別に無理して結婚する必要ないんじゃない?」と思う人も少なからずいることが判明しました。。

内閣府が今月発表した世論調査によると、「結婚は個人の自由。してもしなくてもどちらでもいい」と考える人が7割に上ったというのがその調査結果です。

教えて!gooにもそんな質問が結構目立つ。

「男が結婚するメリットって何ですか?」

「働く女性が結婚をするメリットがない」

質問者はもちろん、いずれも未婚の男女です。男性は「“男の結婚”とは『女と子供を育てるためのボランティア活動』としか思えません」と言い放ち、女性は女性で「共働きで女性が働いて、さらに女性が食事を作って、それでギブ&テイクの夫婦関係など築けるのでしょうか?それだと働く女性が結婚をするメリットがない気がします」と言うものです。しかし、結婚とはそもそもメリット、デメリットで勝たれるものなのでしょうか? 

当然、「結婚は打算でするものじゃない」、と既婚者の多くはそんな未婚者の質問に対して反論しています。その一例を書き綴ると、

「メリットとデメリットを比較し『メリット>デメリット』となったから結婚するというものではない」

「結婚生活にギブ&テイクを求めていたら成り立ちませんよ」

というものに大別できます。

それでは既婚者たちはなぜ結婚したのでしょうか?
その一例を上げます。

相手を幸せにしたいから結婚した」


「私も結婚願望ありませんでしたが、結婚をしたいと思える彼と出会えて2人で計画中ですよ(^-^)/」

「何でも2人だとうまく行くので『これからの人生もこのチームで行けたらいいね』と自然に考えるようになりました。で、結婚」

などの回答が目立ちます。

「私も30歳ぐらいまでは結婚にメリットなんてないと思ってました」

でも確かに、就職して一人立ちしてしばらくの間は、自分の稼ぎで自由に好きなことができるのがうれしくて、わざわざ家庭に縛られたくないと思うのは当然のことなのでしょう。「30代前半までは独身貴族で高額な給料をすべて遊びにつぎ込み、消費と破壊の日々だった」という体験談を寄せた既婚者の女性もそのうちの一人でした。ところが30代になると自分自身も周りの環境もそれままでと一辺していったと言います。

「私も30歳ぐらいまでは結婚にメリットなんてないと思ってました…破壊と消費の日々が『何かをつくりあげていきたい』『何かを残したい』という気分になってくるわけです。結婚した今は、独身時代に絶対もどりたくない」

そして、結婚にマイナスイメージを抱いている人に対しては、こういう答えが返ってきています。

「あなたを愛している人ってたくさんいると思います。結婚観の分析もほどほどに、ただシンプルに彼女や家族からの愛を感じてみたらいかがでしょうか」
と、当たり前といえば当たり前のことに尽きるようです。

結婚を数値化したりして語れるものではありません。「結婚=幸せ」の単純なシンデレラ願望も困りものですけれども、最初からデメリットばかりあげて結婚を否定したら、一体人生てなんなのでしょうか? 人間は社会的な生き物で一人では生きていけません。結婚をそもそもメリット、デメリットで語ることが間違いではないでしょうか。


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