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結婚式場探し・結婚式準備の総合情報サイト「楽天ウェディング」は、結婚式場の下見を疑似体験できる「バーチャルウェディングシステム」を、1月7日より提供開始した。

同サイトは、楽天株式会社が運営。同システムの提供は、結婚式の企画・運営を行う企業へ向けて行われる。

「バーチャルウェディングシステム」では、「楽天ウェディング」が制作した三次元のバーチャルリアリティ（VR）映像が使用される。このVR映像は、結婚式場やチャペルの実写の静止画像を組み合わせ、「楽天技術研究所」が開発した独自技術を活用して作成されるもの。

このVR映像が、米Oculus VR社開発のVR用ヘッドマウントディスプレイ（HMD）「Oculus Rift」へ投影される。HMD装着者は、頭の動きに応じて360度全方位を見渡せるだけでなく、ゲームパッド（コントローラー）を使って空間内を移動することも可能。実際に会場を下見しているような体験ができるという。

「楽天ウェディング」は「バーチャルウェディングシステム」の利用方法として、式場が利用中で希望者への見学案内ができない場合や、式場を離れたイベントなどでの案内を想定している。会場の魅力を伝えるための営業ツールとして、1カ月単位からの利用が可能だという。

なお、婚礼大手である株式会社テイクアンドギヴ・ニーズが、本年1月10日より同システム導入第1号として式場案内サービスを提供する。

外部リンク

楽天ウェディング、結婚式場の下見を疑似体験できる「バーチャルウェディングシステム」を企業向けに提供開始 - 楽天株式会社
http://corp.rakuten.co.jp/news/press/2016/

バーチャルウェディング 紹介動画 - youtube
https://www.youtube.com/watch