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歌舞伎役者の市川海老蔵が、5月3日、妻で乳がん闘病中の小林麻央が久しぶりに食べたいものを食べられたことについて、ブログの中で喜びを綴った。

この日、海老蔵は歌舞伎座で「團菊祭五月大歌舞伎」の初日を迎えた。その忙しい中、終演後に病院へと向かった。

この4月は、麻央と海老蔵にとっては苦しい時間となったようだ。麻央は体調を崩し、10歩歩くのもやっとという状態に。4月22日のブログでは体力を回復するために入院をしたこと、また、4月24日のブログでは輸血を受けたことを明かした。

一方の海老蔵は、4月15日から23日にかけて九州で公演。なかなか東京に戻ることができず、苦しい胸の内をブログの中でも吐露していた。

しかし、4月29日に更新された麻央のブログでは、ずっと続いていた高熱が引き、平熱に戻ったことが報告された。最近では麻央が海老蔵に鰻の弁当を頼み、海老蔵が嬉々として持ってきたものの、見舞いに来ていた姉・小林麻耶の夕食だったという、あたたかいエピソードも紹介していた。

海老蔵が麻央の乳がんについて、会見を行ってからもうすぐ1年。この1年、麻央は入退院をくり返す一方で、自身のブログを通して多くの人を勇気づけてきた。

麻央はブログの中で、と述べていたが、それも夢ではないかもしれない。

（画像は市川海老蔵オフィシャルブログ「ABKAI」より）

外部リンク

市川海老蔵オフィシャルブログ「ABKAI」
http://ameblo.jp/ebizo-ichikawa/

小林麻央オフィシャルブログ「KOKORO.」
http://ameblo.jp/maokobayashi0721/