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2017-05-12 18:00

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嫁もいつかは鬼になる!?「渡鬼」2017年も放送決定!

渡る世間は鬼ばかり
90代の名コンビが描く家族ドラマ、今年も
TBSテレビは5月11日、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」を2017年も放送することを発表した。なお、具体的な放送日時は未定となっている。

同番組は1990年に、木曜21時の連続ドラマ枠で放送が開始した。2011年に連続ドラマとしての放送は終了となるものの、2012年、2013年、2015年、2016年とほぼ1年ごとに、2話連続のスペシャルドラマとして放送されてきた。

今作では、脚本家の橋田壽賀子、プロデューサーの石井ふく子がともに90歳を超える。90代という稀有の名コンビが描く家族の変化や世代の移り変わりに、早くも期待が寄せられている。

五月が嫁を悩ませる姑に!?
前作は2016年9月に放送。岡倉家の次女で、家族で中華料理店・幸楽を営む小島五月(泉ピン子)は、長女・愛(吉村涼)に店の改装を突然伝えられ、急に暇を持て余す。

その中で、偶然、長男・眞(えなりかずき)の妻・貴子(清水由紀)の妊娠を知り、貴子がつわりで苦しむ中、頼まれてもいないのに息子夫婦の家事をするために家に押しかけるなど、家族に煙たがられる姿などが描かれた。

2017年のシリーズでは、眞夫婦に子どもが誕生。五月が姑の立場となり、新しい嫁姑問題が勃発する様子も描かれる模様だ。

いつの時代も家族の姿は「渡る世間は鬼ばかり」
「渡る世間は鬼ばかり」といえば、第7シリーズまで五姉妹の父である岡倉大吉を演じた藤岡琢也が、2006年に死去した。第8シリーズ以降は宇津井健にキャストが変更されたが、宇津井も2014年に死去。その後は大吉が死亡したという設定で番組が続いている。

また、今年4月には五女・長子(藤田朋子)の姑役を演じ、番組内での口癖から視聴者に「ワテダス」と親しまれてきた女優の京唄子が死去。

さらに五月の夫・勇(角野卓造)と一緒におやじバンドを組んでいた仲間を演じた俳優・井之上隆志も3月に亡くなるなど、五姉妹を時に悩ませ、時に支えた人々を演じた役者が、現実の世界で次々と鬼籍に入っている。

番組の中でも、五月を悩ませた姑・キミ(赤木春恵)が施設に入ったことが伝えられるなど、世代が移り変わっていく様子を垣間見ることができる。

かつて姑や子どもに悩まされた五月も、今や姑として子ども世代を悩ませる存在になった。世代が変わり、一人一人の家族の中での役割は変わったとしても、家族の姿は変わらないのかもしれない。

(画像はTBSテレビ 「渡る世間は鬼ばかり」より)


外部リンク

TBSテレビ 橋田壽賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」
http://www.tbs.co.jp/oni/

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