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俳優で歌手の福山雅治さん（47）と、妻で女優の吹石一恵さん（33）の自宅に無断で侵入したとして、住居侵入罪に問われた宮本万里子被告（48）の初公判が8日、東京地裁で開かれた。

福山さん夫婦が住むマンションのコンシェルジュとして勤務していた宮本被告は、もともと福山さんの大ファンであったという。夫妻が外出しているのを確認し、「衝動的に福山さんのギターを見たいという気持ちが高まり、自制心が壊れた」と、犯行の動機を語った。

公判では、福山さんが宮本被告に対し「きちんと懲役刑を受けてほしい」と、厳しい感情を抱いていることが明らかにされた。自宅で宮本被告と鉢合わせとなったしまった妻の精神的ショックにより、「事件前と同じ生活が送れなくなった」ためという。

寛容で穏やかなイメージの福山さんだが、最愛の妻を恐怖と危険に陥れた被告には甘い顔を脱ぎ捨てた。吹石さんは現在妊娠しており、一層の心のケアが必要となる時期。事件があった時点ですでに妊娠していた可能性もあり、場合によっては母体や胎児に最悪の結末が起きていたこと考えれば、当然の感情だ。

こうした夫妻の処罰感情を受け止め、検察側は宮本被告に対し懲役1年を求刑している。1日も早く吹石さんの気持ちが落ち着き、穏やかな気持ちで出産に備えられることを願いたい。

外部リンク

福山雅治　オフィシャルサイト
https://fmsp.amob.jp/