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赤い口紅、赤い下着、赤いドレス。デートや出会い系のプロフィールで女性が赤を身につけていると、男性はよりセクシー、性的行為に対しよりオープンだという印象を受ける。

恋愛やデートと赤の関係を証明する研究はたくさん存在する。果たして赤い服を身につけている女性を同じ女性はどう感じるのだろう。

（画像はイメージです）

女性は赤い服を着ている女性に対し性的な驚異としての見方をすることが、ロチェスター大学の研究で分かった。

実験に参加した女性らは、赤、白、緑の服を着た女性の写真を見比べる実験を行った。声や態度は一切影響せず、見比べるのは色違いの同じ服を着た女性の写真のみ。

「どの女性がセックスに関心を持っていると思うか」、「より誘惑的、また性的に軽薄に感じるのはどの女性か」といった質問について、「全く思わない」、「100パーセントそう思う」などの方式で評価を行うという。

その結果、色と性の間には、無意識な偏見が深く根付いている傾向が高かった。女性にとって赤い服を着ている女性は、同じ服でも白や緑を着ている女性より、女という性をより感じることが分かった。

実験に参加した女性にとって、赤い洋服を着た女性は性的な品位を低下する色と感じる傾向が高く、そのような女性に対し自分の恋人をより監視する可能性が高いことも分かった。

誰かを判断する上で、意思決定を行う際に表情、行動、会話などの情報が関係するため、第一印象というのはほんのわずかな役割しか果たさないかもしれない。

しかし、婚活など恋愛上の競争相手との勝負には効果的に赤を使ってみるのも良いのではないだろうか？

外部リンク

Society for Personality and Social Psychology
http://www.spsp.org/news/