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2014-06-21 08:00

その他

女性の社会進出と結婚相手の条件は関係なし?!

結婚観
日本より女性就業率の高い米国はどうなっている?
デートの相手に求めるのは、性格、ルックス、それとも経済力?かつて結婚相手に求める条件は三高といわれ、経済力はとても重要でした。日本では女性の社会進出に伴って経済力のある女性が増えてくると、従来のように男性に経済力を求めるとなかなか恋愛や結婚に発展しづらいと言われています。

OECDの調査では、2007年の日本女性の就業率は6割に満たないのに対し、米国人女性の就業率は7割近くに上っています。女性の社会進出が進んだ今、女性の結婚相手に求める条件はどうなっているのでしょうか。日本と米国に違いはあるのでしょうか。

米国を中心に世界中のアンケート調査を行う、AP通信の世論調査AP-WE tv pollの結果を見てみましょう。

最初のデート代は男性が払うべきが7割
調査によると、米国人女性の10人中7人は、デート代全額を男性が支払うべきではないと考えていることが分かりました。その一方で、最初のデートは男性が支払うのが仕事とも考えているそうです。

男女共にデートをするかどうかは、お金ではなく性格が決め手と答える一方、女性は経済力や仕事の将来性を重視する傾向があります。男性は、知性よりもユーモアのセンスやそれ以上にルックスに重きを置くようです。

男性にとって、デートの相手の経済力はさほど重要ではないのに対して、女性は7割以上の人が相手の経済力が快適なデートに必要と答えました。

40年前とほぼ変わらない意識、一部保守的に
1970年代に行ったある調査によると、75%の米国人女性は経済的な必要性がない限り、女性は外で働くべきではなく、自分のキャリアは夫や子供の次と考えていました。現在でも、そのように考えている人は半数にのぼります。

また、家族のいる男性は仕事は満足度の高さより給料の高さで選ぶべきと考える人も約半数にのぼりました。これは70年代の42%より上昇しています。

日本よりアグレッシブな国に見える米国でも、未だに昔ながらの価値観が幅をきかせているとは意外な調査結果なのではないでしょうか。


外部リンク

AP-WE tv Poll: As women earn and learn more, traditional gender roles still drive dating scene
http://ap-gfkpoll.com/featured/findings-from-out-latest-poll
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