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中国では、年々、中国人と国外に住む者同士の結婚が増加しているという。日本の厚生労働省に当たる中国民政部によると、約55,000人の中国人が中国籍以外の者や香港、台湾、マカオなどの国外に住む中国人と結婚したという。

China.org.cnでは、中国国外に住む者との結婚は、昨年と比較して12パーセントも増加したと報じている。民生部は、外国人配偶者の年齢、出身地などの情報を明らかにしてはいないという。

婚活サイトで働く結婚の専門家、シュウ・ シャオペン氏。彼女は、外国人と結婚する中国人が増えた理由には大きく分けて2つあると指摘する。

1つは、外国人の方が年齢や外見に対する偏見が少ないこと。2つめは、独身男性の数が女性よりはるか勝っており、男女の比率に大きな偏りがあること。

最近の人口調査では、男女のバランスがより大きくなっていることが示された。女児100人に対し118人の男児が誕生しているという。

さらに高学歴の中国人女性は西洋人とのデートや結婚を好むという。

また、シャオペン氏は、違法業者を通じて、ベトナムや東南アジアから花嫁を買う農村部の男性が増えていることにも触れている。

深刻な花嫁不足問題を抱える中国。一人っ子政策により妊娠中に性別が女の子だと分かると中絶するケースもあるという。民生部の発表した55,000人という数字には、詐欺や人身売買で連れてこられ不本意な結婚をさせられた花嫁の数がどのくらい含まれているのだろうか？

外部リンク

Women of China
http://www.womenofchina.cn