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北海道新冠郡新冠町の太陽の森 ディマシオ美術館は、同美術館初の結婚式を行った。

同館は、現在ベルギー在住の画家ジェラール・ディマシオ氏による「世界最大の油彩画」で知られる。

同館は、2008年に閉校となった旧・太陽小学校を再利用する形で、2010年にオープンした。

「世界最大の油彩画」を描いたディマシオ氏は、油彩とは思えない細密な描写や、未知の世界を写実的に描いた大型の絵画で、美術界に衝撃を与えた。1988年に日本で初めて公開されて以降、国内でも多くの熱狂的ファンを獲得。88年から93年にかけて全国を巡回した展覧会では、計65万人を動員している。

「世界最大の油彩画」は、94年から3年をかけて制作された、縦9メートル×横27メートルの大作。一人の画家がキャンバスに描いた作品としては世界最大といわれている。

同館での結婚式は、卒業生である新婦の「懐かしの母校で愛を誓いたい」という希望により、2015年3月28日に行われた。当日は、新郎新婦は約60名の参列者に温かく見守られる中、巨大な油絵の前で永遠の愛を誓ったという。

同館は、吹き抜けのサロンで披露宴を行うことも可能。今後も、結婚式の申し込みを受け付けるとしている。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

北海道新冠町　太陽の森　ディマシオ美術館
http://www.dimaccio-museum.jp/

1万年後の未来の中で永遠の愛を誓う　 新婦の“母校”・「世界最大の油彩画」美術館で行われた初のウェディング - @Press
http://www.atpress.ne.jp/view/58930