2013-04-16 23:30
その他
洋風建築「旧桜宮公会堂」が結婚式場&カフェとしてグランドオープン

建物内を当時の様式美を活かして改装
4月15日、ウエディングプロデュース・レストランを運営する株式会社ノバレーゼは、大阪を代表する歴史的洋風建築「旧桜宮公会堂」を、婚礼施設兼カフェ・レストランとしてオープンした。同社が大阪市からこの地区一帯を借り受け、土日祝日には昼夜各1組限定の婚礼施設として、平日は披露宴会場をカフェ・レストランとして運営を行う。1階に着席で120人を収容する披露宴会場、2階に着席80人のチャペル様式の挙式スペースと列席者の待合室、新郎新婦の控え室を設けている。格調高い建築ディティールを取り入れた会場
「旧桜宮公会堂」は、1935年に明治天皇記念館として建設された日本で最も早い時期の洋館の1つである。ローマ神殿風の重厚な石造りが特徴の正面玄関は国の重要文化財で、1870年に建設された造幣寮(現造幣局)のものを移築している。旧桜宮公会堂が建つ約6000平米の広い敷地内には、国の重要文化財で大阪最古の洋風建築の1つである旧大阪造幣寮「泉布観」もある。日中は敷地全体が一般に開放され、散策などが楽しめる場所となる。旧桜宮公会堂2階の挙式スペースは、太陽光が天窓やバルコニーから注ぎこむ、元々の建物の特徴を活かした空間となっている。壁面と床の全面には9000個のガラスのブロックが敷き詰められ、光がガラスブロックに反射してチャペル内はキラキラと幻想的に輝くという。披露宴会場は、美しい古典様式の装飾天井を復活させ、当時の荘厳な空間が広がっている。ロイヤルブルーのカーペットや大型のシャンデリアなど品格と贅を兼ね備えた会場となった。
カフェ・レストランの営業は、旧桜宮公会堂内の披露宴会場で平日(11時から17時)にオープンする。スイーツ、ドリンク、サンドウィッチなどの軽食の他に、フレンチのコース2種(¥3500、¥5000)を提供する。
外部リンク
大阪の結婚式場 旧桜宮公会堂
http://www.novarese.co.jp/smk/
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