婚活ニュース

最近、奇抜なシチュエーションでの出会いを演出するイベントが相次いでいる。

この場外お見合いイベントは意外に人気を集めているようだが、お見合いパーティの形が頭打ちに来ているのか、それともこのイベントの形が新しい方向性でメリットが高いのか…。
今回のイベントは「無人島」での婚活である。

去る7月4日から5日、沖縄の「屋那覇島」において行われた無人島婚活イベント。
主催はエキサイト恋愛。

事前人気が相当高かったようで、数百人の応募から選抜された男女10人（5人：5人）が参加することになった。そしてこの模様はフジテレビ「スーパーニュース」でも紹介された。
注目度、人気度共、高めのこのイベント、内容はどうだったのだろうか？



テント設営最中に突然のスコール。…屋根のあるホテルではあり得ない突然のシチュエーション。突然の雨で駆け込んだ先で隣り合わせた異性との会話。ドラマテックなハプニングこそが屋外イベントの醍醐味。

そして、こういう場所ではやはり力仕事は男に、料理などは女が、という具合にまるで時代を遡ったように役割が分担される。
都会ではみれない男性の野性的な力強さを垣間見れるいい機会でもある。

無人島でのゴミ拾い、エコ活動から夕方には釣りイベント。釣りになれない女性をさりげなくサポートする男性参加者。

さまざまな肉体労働や無人島活動でコミュニケーションが功を奏したのか、夜のパーティはかなりの盛り上がりがあったようだ。短い時間ながら別れの際に涙を流したり、参加者の感想に興味深いビフォーアフターがあった。



参加者の中で女性参加者が述べていた感想にこの手のイベントの意図の成功が表われているものがあった。


（エキサイトイベントレポートより引用）



同様の感想を述べていた男性参加者もいたが、このように同じ一つの目標にむかって力をあわせるという共有型のコミュニケーション、そしてその中で初対面での会話に困ることなくナチュラルに気持ちを重ねて一体感で盛り上がれるという婚活イベント。

男女の出会いを盛り上げ、カップル成立させるには、実に有効な演出とプログラムであると言えるのではないだろうか。

この話、スキー場での出会いに似ていると思うのだが、要するに「次」が問題なのである。
ロマンチックな場所とシチュエーションを離れてみて都会で再会すると相手が普通に見えてしまうという。

こういう落差の問題は発生していない事を願おう。