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2009-11-22 11:00

その他

インドでは色白が婚活優位

「私は色白のバラモン家の息子。33歳のエンジニア。色白で教養のある伴侶を求めています」

インドではお見合い相手を新聞広告で募集したりする。これインドの普通です。バラモンとはインドで最高のカースト地位。いわばインドでは屈指の優良結婚相手ということになる。

今、インドでは伴侶に「色白」を求める傾向があるというのだ。化粧品市場ではホワイトニング化粧品が売れており、スーパーでは娘のいい結婚のためにホワイトニング化粧品を求める母親の姿もある。
どうやら肌の色には分類があり「非常に色白」の次に「色白」、「小麦色」に分けている。小麦色とは浅黒い、いわばよく見かけるインド人の肌色といえる。

企業も色白になれば、もっと魅力的に、成功もできる!と売り込む。肌の色が濃いと結婚も困難になるというインド、でもなんで色白なんでしょう?

インドで色白は屋外で単純労働をしなくてすむ特権階級のしるしだという。もう何世紀もこういう固定観念を皆が持ちつづけているそうだ。

日本でも色白美人は受けがいいが、なにやらこのインドの事情は日本の色白美人とは意味合いが違うよう。

しかし、結婚相手が色白であろうとなかろうと人格には影響はありません。国が違えば価値観も大きく違うという話であります。
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