2014-02-05 10:00
行政
【岐阜県】婚活データベース構築に2600万円要求(平成26年度予算)

一万人の婚活データベース構築
岐阜県は、平成26年度の当初予算案に独身者一万人の婚活データベース構築予算2600万円を計上します。県内で結婚するカップルの減少に歯止めを掛けるため、結婚相手を探す男女それぞれの希望や個性に合わせさまざまなタイプの異性を引き合わせるのが狙いです。
成婚カップル500組を目標に
現在の成婚カップルは年間で100組以下にとどまっています。県が実施するイベントでも、出会いの場の提供としての成果は得られているもののイベントでのカップル数は少なく、成婚の実績が少ないことが課題となっています。このデータベース構築で、県は16年度までに年間の結婚カップルを500組に増やす目標を掲げています。県内の結婚相談所は別の市町村の住民は利用できないため、各市町村の情報システムを統合しデータを共有します。
人材の定着、定住につなげる
県少子対策課によると、登録団体からは結婚支援は人材の定着につながる取り組みであり、県内企業の支援という側面からも効果的との声が寄せられているということです。岐阜県ではこの二十年で未婚化が進んでいます。1980年に独身の50歳の割合は男性1.6%、女性3.3%でしたが、2010年には男性15.8%、女性6.8%まで上昇しており、男性の未婚者割合の上昇が目立ちます。
県の予算要求資料によれば、独身従業員のニーズは高く、登録企業や団体数は順調に伸びているとのことです。
外部リンク
岐阜県 環境生活部:平成26年度当初予算における主な事業の要求状況
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/zaisei-yosan/yosan/04-26
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