2014-01-28 20:00
その他
モラハラは他人事ではない?いつも「自分が悪い」と思ってしまう人は要注意

モラル・ハラスメントに対する意識調査
近年、離婚の原因や社内トラブルの根底にある問題として注目を集めつつある「モラル・ハラスメント」。モラル・ハラスメントとは、精神的な暴力・いやがらせのことで、現在ではDVの一種としても認められています。2014年1月25日、法律相談検索サービスのためのサイトを運営する日本法規情報株式会社は、サイトの運用情報やユーザーへのアンケートを元に行った、モラル・ハラスメントに対する意識調査の結果を発表しました。
(画像はプレスリリースより)
「相手を怒らせるのは自分のせい」と感じている人が全体の4割
モラル・ハラスメントの被害者は、几帳面で、他者への配慮を働かせ、責任感の強い性格であるとされます。トラブル等が起こった際にも、自分を責めてしまう性格のために、自分が「モラル・ハラスメントの被害者である」と自覚しにくいのです。モラル・ハラスメントの加害者及び被害者へのアンケート結果によれば、「なぜ自分は相手を怒らせてしまうのだろう、と思ったことがある」と回答した人は46%でした。
この46%の人に対して、加害者の特徴の一つである「些細なことで定期的に怒ることで支配しようとする」点について説明し、その上で「身の周りに、モラル・ハラスメントの加害者はいますか」というアンケートを行いました。その結果、43%の人が「周囲にモラル・ハラスメントの加害者がいる」と答えました。
「悪いのはあなたではない」
アンケート調査の結果からは、まずは被害者自身に「悪いのはあなたではない」と気付かせることが必要だということが明らかになりました。被害者は、モラル・ハラスメントを受けても「自分が悪いのだ」と自分を責め、自分を被害者だと認識してない故に周囲にも相談できず、さらに自分を追いつめてしまう傾向にあるのです。モラル・ハラスメントの加害者が周囲にいる場合は、早めに距離をおくことが必要です。モラル・ハラスメントを受けてしまったら、弁護士等の専門家に相手との交渉を行ってもらい、解決するという方法もあります。一人で問題を抱え込んで、自分を追いつめるのではなく、まずは最寄の法律家に相談してみてはいかがでしょうか?
外部リンク
日本法規情報株式会社 プレスリリース
http://prtimes.jp/main/html/rd/
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