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1月10日、神奈川県厚木市にある地ビールメーカーのサンクトガーレンは、バレンタインに向けてチョコレート風味のビールの販売を開始した。同社が今年販売する「チョコビール」は、全部で4種類となる。すべて本数限定であり、ボトルも樽生も同時発売される。

サンクトガーレンの「チョコビール」は、チョコレートやカカオは不使用であり、使用しているのはビールの原料のみである。「チョコビール」には、黒ビールに使用するブラック麦芽の1歩手前、約160度で焙煎された焦げる寸前の麦芽「チョコレート麦芽」を使用している。「チョコレート麦芽」は、かじるとほろ苦いビターチョコ風味がするという。

今年の「チョコビール」は、「インペリアルチョコレートスタウト」、「ミントチョコレートスタウト」、「オレンジチョコレートスタウト」、「スイートバニラスタウト バレンタインVer.」の4種類である。「インペリアルチョコレートスタウト」は、2006年から毎年バレンタインに限定販売している「チョコビール」の代名詞ともいえる商品であり、累計販売本数は20万本を超えている。

「ミントチョコレートスタウト」は、今年初登場であり、ペパーミントで風味付けされているため、香りも飲んだ後口もスースーとした爽快感を楽しむことができる。「オレンジチョコレートスタウト」は、橙（だいだい）をまるごと使用し、マーマレードのような皮の苦味がある。オレンジピールにチョコレートをコーティングしたお菓子の「オランジェ」をイメージしたビールである。

「スイートバニラスタウト　バレンタインVer.」は、一流パティシエも使用するパプアニューギニア産Aグレードバニラを使用し、飲み口は甘くまったりとしており、後口はまるでバニラチョコのような味わいとなっている。

外部リンク

ビールラインナップ　チョコビール
http://www.sanktgallenbrewery.com/beers/valentine-chocolate/