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オーダーメイドの結婚指輪を扱う東京ダイヤモンド株式会社は、金やプラチナなどの一般的な結婚指輪素材に変えて、希少金属（レアメタル）を素材とした指輪を発表しました。

（画像はホームページより）素材として用いられているレアメタルは、バルブメタルと呼ばれる金属群で、タンタル／ニオブ／ハフニウム／ジルコニウムといったものです。これらの金属は、金属アレルギーを引き起こす原因になる金属イオンの溶出が起こらないのが特徴です。「安心して身につけられる」と金属アレルギーに悩むカップルに広まっているそうです。

タンタル／ニオブ／ハフニウム／ジルコニウムは見た目にも高級感があり、酸やアルカリに強くて腐食しにくいという性質がありますが、一方でとても硬いため加工することが困難でした。東京ダイヤモンド株式会社は、8年にもおよぶ切削加工技術の研究の結果、レアメタルで幅広いデザインの指輪を作ることができるようになりました。

硬くて加工が困難なこれらの金属の加工法を開発したことで、金属アレルギーの心配がなく安全で、メンテナンスの手間もかからず、丈夫でキズや変形にも強いという、機能性に優れた結婚指輪を作ることができるようになったのです。

外部リンク

東京ダイヤモンド　ホームページ
http://ringology.org/banana/