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2014-05-22 18:00

海外

結婚相手は自分と似た遺伝子の人?

夫婦のDNAは似ている
人は結婚相手に同じようなDNAを持つ人を選ぶ
結婚に関して言えば、人は遺伝子プロファイルが自分と似ている相手を選ぶ傾向が高い。これはコロラド大学が最近行った研究から分かったもので、全ゲノムの類似に目を向けた初の研究となった。

(画像はイメージです)

夫婦は遺伝子も似ている?
宗教、年齢、人種、収入、体つき、学歴などの特徴に類似点がある者同士が結婚する傾向にある。

似たもの同士が結婚するというのは周知の事実だと、筆頭著者であるベンジャミン・ドミング氏は話す。しかし、遺伝子レベルにおいて、人間は無作為に結婚しているかどうかという疑問があったと言う。

夫婦のDNAと無作為に選ばれた2人組のDNAを比較
その疑問を調査すべく、非ヒスパニック系白人の夫婦825人の遺伝的データを分析し、夫婦のDNA の類似性とランダムに選んだカップルのDNAの類似性を比較した。

その結果、夫婦は無作為にカップルにした人よりも、DNAがより似通っていた。

ドミング氏は、この研究結果から、似た遺伝子を持つ人とは興味や趣味も似ているという理論を立てている。もっと似ている点があるならその人とは遺伝子レベルで結ばれている可能性もある。

似たもの婚を目指せ?
正反対同士は引き合うということわざもあるが、結婚に関しては自分と似ている人を探した方がよいのかもしれない。

今後、「あなたは悪くない。DNAが違うだけ」という別れのフレーズが使われる日も来るのでは。


外部リンク

PNAS Org.
http://www.pnas.org
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