2014-04-08 23:00
海外
SNS、出会い系、オフライン うまくいくのは?【アメリカ】

出会いによる差とは?
出会いの方違いで結婚の満足度に違いが生じるのか?これを調べたのが、カンザス大学、コミュニケーション研究の助教授ジェフリー・ホール博士らの研究チームだ。彼らは、2005年-2012年に結婚した18,527人を対象に、以下の出会いによる差を調べた。・SNSを通した出会い
・チャットルームや出会い系サイトなどのほかのネットで出会い
・インターネットなどを使用しない、友達の紹介などによるオフラインの出会い
(画像はイメージです)
調査で分かったのは?
・出会い系サイトとSNSを比較すると、SNSで出会ったカップルの方が離婚や別居のリスクがなく、より大きな結婚満足度が得られている・SNSと友人を介して出会うという昔ながらの方法を比較すると、SNSを通して出会ったカップルの方が結婚に満足している傾向が強い。
FacebookなどのSNSで出会って結婚するタイプとは?
調査で分かったのは、タイプ的に見るとインターネットを使用する頻度が高く、収入の高い男性が多かった。Facebookは一番の出会いの場?
ホール博士は、FacebookなどのSNSはローリスク、ハイリターンの出会いの場であると話す。さらに、SNSは会費などを支払う必要がなく、家族や友人らとも共有するのだからプロフィールを作成する必要もないため、友人になりたいと思う人が認識できるような仕組みになっている。そのため、互いに似たような人間をより密な輪の中でキープできることが結果として表れたと分析している。
どのような出会いでも、相手の真の姿を見抜くのは容易(たやす)いことではない。
SNSの場合は、最初から出会いありきではなく、昔からの友人や兄弟なども含んだ状況下で自分と似たような趣向や価値観を共有できる相手と巡り会うチャンスがある。それゆえ成功率の高い出会いの場であるという結果が導かれたとは言えないだろうか?
外部リンク
Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking
http://www.liebertpub.com/cyber
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