2011-01-07 18:00
海外
結婚データのネットワーク化で重婚対策~上海

中国人男性の結婚難
中国では、人口に占める男女比のバランスが悪く、男性の人口が非常に多い。一人っ子政策の影響で男女比率にゆがみが現れ、低所得の男性の結婚が難しくなっているのである。近年、中国人男性の結婚難がうきぼりになっていて、女性による結婚詐欺や重婚の事件が非常に多くなっている。
※画像はイメージです
重婚対策を強化
2011年度より上海市民政局では、北京・上海・陜西省の3都市の住民の結婚データのネットワーク化を行い、重婚対策を強化する方針を明らかにした。中国では、各地域で個人の婚姻状況を示すデータはあったが、ネットワーク化されてはいなかった。結婚が重婚であっても、地域が異なれば婚姻状況を調べるのが難しかった。
今回の婚姻データのネットワーク化により、仮に、北京で結婚して、上海で結婚しようと試みた場合、重婚であることが分かるようになったという。
重婚や結婚詐欺の被害を増やさないためにも、管理体制の整備強化が望まれている。中国では、今後5年かけて全国民の結婚状況のデータベース化を行い、ネットワークさせるということである。
外部リンク
エクスプロア上海
http://www2.explore.ne.jp/news/articles/15773.html?r=sh
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