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2009-11-05 19:00

その他

不況が招く婚活超氷河期

通勤電車であたりを見回すのが癖になっている人はいませんか。そこでチェックするのは女性乗客の左手薬指なのです。左手薬指に「指輪あり」の近くに移動しては、こっそり観察。なんでこの人は結婚できたのか、自分との差は何なのか。そんな冷静な分析こそが「婚活」の第一歩と心掛けている人が増えています。。

多くの人は例えば「年収700万円以上、安定した企業に勤める人」などと結婚する条件を絶対のものとして譲りません。夫の経済力が、生活の質や子どもの将来までを決めるとかんがえているのです。それは強迫観念のように世間を蔽っていて妥協はできない、という結論ありきなのです。

最近はさらに不安が膨らんでいます。世界同時不況です。一体これから世界はどうなってしまうのか、と思うような暗いニュースばかりなのが不安をあおるのです。

アエラの調査によると30代、40代の婚活中の女性など525人に調査したところ、相手に望む条件として経済的な要素がますます重要視されています。相手の理想年収は、600万円以上が8割超、800万円以上に限っても55%に上っています。

だが、昨年度の国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収600万円以上の男性は3割程度、800万円以上は15%だけてせす。未婚の若手世代に限ればさらに割合は少ないのです。
それなのに、婚活女性の願望は、時代が不安定になるにつれますます肥大しているのが現状です。
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