2011-05-19 11:00
その他
中国で「ロイヤルウェディングもどき」が大ブーム

ここまできた中国の「パチモノ」
ロイヤルウェディングに便乗した模造品が大量に作られてきた中国では現在、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディングを真似た結婚式が、各地で執り行われている。高額にもかかわらず予約待ちが出る
偽ロイヤルウェディングを執り行っているとある結婚プロデュース業者によれば、その費用はおよそ20万元(260万円)ほど。中国の結婚式にかかる平均額の3倍以上と、決してお手軽なものではないが、希望者は多く予約待ちも出ているという。広東省で偽ロイヤルウェディングを偶然目撃したとある日本人によれば、結婚式は仕込みの観衆や馬車、騎馬近衛兵なども用意されているかなり大掛かりなものであったという。
偽ロイヤルウェディングが流行ってりる原因について、「中華バカ事件簿」の著者、奥窪優木氏は
「中国では伝統的に結婚式が盛大に行われますが、現在、結婚適齢期を迎えている世代は一人っ子政策後に生まれたいわゆる小皇帝。特に富裕層では、両親や祖父母に至るまで家族の張り切りようは半端なく、ハデ婚が流行している。そんな中イギリスで行われた、ウィリアム王子の結婚式はまさに彼らのあこがれとなった。地方なら、警察にわいろを渡せば道路を借り切ることができるし、こんな結婚式が可能なのは中国ならではでしょう」
と分析している。外部リンク
日刊サイゾー
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