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2011-05-22 16:00

その他

アメリカでも進む未婚化・晩婚化

アメリカ
約25年で未婚率2倍に
アメリカ国勢調査局の公表した報告書によると、25歳~29歳の女性の未婚率は2009年を迎えた時点で約47%と、1986年の26%と比較して2倍近くまで上昇していることが明らかになった。

また、1950年での初婚年齢の中央値は男性で23歳、女性で20歳だったが、現在は男性が28歳、女性が26歳となっていることも明らかとなった。

特に高い黒人女性の未婚率
報告書によれば、女性が最も若いうちに結婚するのは、ヒスパニックの可能性が最も高く、25歳~29歳の女性の未婚率は平均より10%低い36.8%だった。それに対し、黒人女性の未婚率は70.5%だった。

全米ブライダルコンサルタント協会のマーケティングディレクター、ディーナ・デービー氏は晩婚化の進行の理由について、花嫁の父親の財布の紐が以前より固くなり、カップルがまず一緒に暮らし始めて貯金を作らなければいけないケースが増えたためと分析した。

一方報告書は晩婚化の進行について、
「結婚パターンの最も目立った変化の1つ」「婚姻率の低下や同棲の増加に伴い、結婚では社会経済的に恵まれ教育水準の高い成人が選ばれる傾向が強まった」
と分析した。

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