2016-04-25 15:00

その他

婚活において、恋のはじめ方

婚活と恋愛
似て異なる婚活と恋活
「婚活」という言葉は既に定着してきた。しかし、今では新たな言葉が生まれている。それは「恋活」。恋活とは一体どのようなものなのだろうか。

婚活は結婚するために行う活動を指すのだが、恋活は恋を始めるために行う活動を指している。この2つは似ているようで違うのだ。どちらも相手を探すところは一緒なのであるが、婚活の目的が結婚であるのに対し、恋活はそうではない。

婚活は結婚後の生活を見据え、経済力や価値観、家族構成など重視すべき点が多いため、慎重にならざるを得ない。そのため、「いい人と出会えたら結婚してもいいけど、絶対に結婚したいわけではない」と考えている人にとって婚活はちょっと重いのだ。

「婚活ほど真剣ではないけど、すてきな恋人に出会いたい」と考えている人の多くが行っているのが恋活なのである。

もちろん、婚活をしながら恋活をしている人もあり、その逆もある。

婚活で知り合った人を好きになれるのだろうか
婚活をしている人には様々な不安がつきまとう。「自分は本当に結婚できるのだろうか」という不安はもちろん「婚活で知り合った人を好きになれるのだろうか」という不安を抱く人は少なくない。

結婚という目標を定め、婚活を始めた人も心の中では「恋愛から結婚へ」という流れを夢見ていることがある。では、婚活から恋愛に発展することはないのだろうか。いや、そんなことはない。婚活で出会った相手に恋をすることは十分可能だ。

婚活パーティーなどで出会う異性において最初にチェックするポイントは自分が提示した条件にどれだけ当てはまるかどうか。婚活に慣れてくるとプロフィールを見ただけで判断してしまうことが多くなる。しかし、会ってみなければわからない部分もたくさんある。

また、大人になると人を減点方式で評価することが増えてくる。しかし、このクセをやめて加点方式で人を評価するほうが恋に繋がるのではないだろうか。

「さりげない気遣いが嬉しかった」「強面なのに笑うと可愛い」「しゃべり方が心地いい」など相手のいい部分を探していると、条件面ではあまり当てはまらなくても「また会いたい」と思えるような相手に出会えるかもしれない。

「また会いたい」「相手のことをもっと知りたい」と感じた時点で小さな恋心は生まれているのだ。

恋を忘れた時の対処法
婚活中であってもなくても、現代の日本では仕事や自分の趣味に没頭していてと恋愛の仕方を忘れてしまっている人が多い。そんな人たちにはリハビリが必要。

リハビリとはどのような方法かと言えば、まず、恋人のいない同性の集まりに行かないことだ。恋人がいない同性とばかり遊んでいると「恋人がいないのは自分だけじゃない」と安心してしまい現状から脱却しにくくなってしまう。同性と集まるなら、恋愛体質やリア充の友達に恋愛の話を聞かせてもらうほうがリハビリになる。

また、恋愛漫画や恋愛ブログを読むこともおすすめ。漫画の世界に没頭してキュンキュンする心を思い出したり、恋愛ブログで人の恋模様をチェックしたりすることで心のときめきを思い出すのだ。

こちらが恋をしたいと思って周囲を見渡すと、これまでは気づいていなかった恋の芽を見つけることができるかもしれない。

婚活も出会いの場のひとつである。堅苦しく考える必要はない。婚活で出会う人に恋をすれば恋愛結婚なのだ。婚活で出会った相手なのだから結婚までのハードルは極めて少ないところも魅力のひとつである。

(画像はイメージです)
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