婚活ニュース

その気になればひとりで生きていけるのが当たり前になった世の中で、果たして「婚活」する目的とメリットとはどのようなものなのでしょうか。

誰もが漠然と考えてはいてもイマイチ釈然とした答えが見つからない疑問に向き合っていきたいと思います。

そもそも実家を通じた「お見合い」などで親近者とのお付き合いの中、半自動的に結婚生活に移行するのが慣例だった従来の文化が退潮をみせ、女性の社会進出の上にインターネットを通したコミュニケーションの発展などが重なった結果、生まれてきたのが婚活というスタイルでしょう。

無論無料サイトを通じてや、完全に自己発信的にブログやSNSで婚活をするというようなやり方も考えられるわけですが、そこには「結婚詐欺」など、悪質な事件に巻き込まれる可能性が増える危険性が顕在しています。

そこでオススメできるのが「結婚相談所」を介して自分に相応しい男性との出会いを求める方法です。

結婚相談所を利用する際のメリットとしては、何といっても“プロの相談員を介して婚活ができる”という点に尽きるでしょう。

自分ひとりでの活動は、いかなネット全盛社会といえども自ずから限界がありますし、中途半端に会費が安くて、そのくせ活動は基本的に本人任せのような婚活サイトよりも、断然確実性と安心感があり、入会できる男性が「定職のある人のみ」という条件でしっかり固定されている結婚相談所の方が賢明な選択だといえそうです。

ただし結婚相談所にも“会費が高い”というデメリットはあります。

入会金は10万円前後がザラですし、月会費も5千～1万円と決して安いものではありません。

しかしこれは「結婚に真剣な人のみが集まる」という、ある意味セーフティネットの役割を果たしていると言うことができるのではないでしょうか。

会費の高さは、結婚相談所のサービスの質をしっかり維持するためのものですから、自分が希望する相手方の人物像をきちんと持っていて、誠実に成婚というゴールに向かうためのハードルに対処していけるという人には、打ってつけの方法が結婚相談所の利用ということになるでしょう。

適齢期を過ぎての結婚や、まして生涯を独身で過ごすことは、老後までを見据えると様々な人生リスクに直面する恐れが増えてきます。

そういった意味でも婚活をすること自体に、自分の身を守る、将来に備える意義があるといえるでしょう。

また如何に「女性の社会進出」とう風潮が浸透している日本だといっても、企業の指導層に占める割合などはまだまだ他の先進国にも及ばない現実があり、現代女性にとっても結婚は無関心で通しきることが難しい事柄だともいえるでしょう。