• TOP
  • >
  • その他
  • >
  • “婚活”は子供時代から始まっていた!?
2010-10-23 00:50

その他

“婚活”は子供時代から始まっていた!?

独立行政法人国立青少年教育振興機構
“婚活”の下地作り
独立行政法人「国立青少年教育振興機構」は『子どもの体験活動の実態に関する調査研究』の報告をまとめたところによると、子供時代の自然体験や家事の手伝い経験が豊富な人ほど、結婚している割合が高いことが明らかになった。

同機構は、昨年11月に20代~60代の男女計5千人に、“チョウやトンボなど昆虫をつかまえた”“食器をそろえたり、片づけたりした”“弱い者いじめを注意するなどした”など30項目にわたる体験についてアンケートを実施し、体験の頻度により“多い”“中間”“少ない”の3グループに分類した。

結婚は子供時代の経験と関係あり?
回答者の既婚・未婚について集計した結果、体験の多いグループ68.5%、中間グループは67.7%と高い割合だったのに対し、少ないグループでは58.8%と1割減であった。さらに子供がいる人は、順に63.4%、61.4%、51.8%と、ここでも少ないグループは低い水準を示した。

また同調査では、文化的な作法や規範意識(言葉遣いや箸の使い方など)も調査しており、多いグループ54%、中間グループ34.1%、少ないグループ17.5%、と大きな開きがみられた。

体験が人を育てる!
調査を行った千葉大学の明石要一教授(教育社会学)は、自然体験などが多いほど、マナーや教養への意識が高いという結果をこう分析している。
「子供のころのさまざまな体験を通じて、心が豊かになり、人間関係を学ぶ。社会上の大切なマナーや作法を学んでいるから、自然と異性にも魅力的に映るのではないか」

この分析がすべてだとは言い切れないような気もするが、経験が人間の幅を広げることにどうやら間違いはないようだ。

外部リンク

独立行政法人「国立青少年教育振興機構」 
産経ニュース
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook